縦長の爪にはなれない
この前知り合いが同じようなことを書いていて、それそれわたしもそれだよ〜〜〜と、心がキュ〜となって泣いてしまったので、書きます
わたしのつめは、めちゃくちゃ小さいのですが、手が変(パン)なので、つめを塗ってもかわいくないし、仕事でマニキュア塗ってはいけないのでそれを言い訳にずっとしてこなかった
細くて白くてすらっとしているあなたの手にいつも憧れている、でもなれないのである、わたしは、縦長の爪にはなれない
新しい靴を履いて外に出かける日のこと、すごく好きで、休みの日は基本的にずっとダラダラしているけど、新しい靴は、ひきこもりのわたしが外に出るための動機になってくれる、きのうまでと違う足音がうれしい
つめをぬることも、ちょっと似てませんか、気分が変わるし、誰に見せるわけでなくとも、無敵の気持ちにさせてくれる
元々、服の色合いとか考えるのすきだから(ガチャガチャしてしまうことが多いが)、マニキュアのことまで考え出したら、そんなのうれしくなっちゃうし
憧れのつめにはなれなくても、ちっちゃいつめを、笑って、かわいいねと言ってくれる人がいるし、手がパンであるコンプレックスをわかってくれる人がいるし、パンすきだし、別にそんなに卑下しなくてもいいや〜と、さいきんやっと思えるようになってきた
ちっちゃいつめでも愛してほしい〜〜のよ
そうして、お気に入りのワンピースを着て、マニキュアを塗って、化粧だってちゃんとして、髪をのばして、ひとつずつ、今まで恥ずかしくて(この恥ずかしいという気持ちについてもいつか詳しく書きたいのだけど)できなかったことたちを、ちょっとずつ、堂々とできるようになっていきたい、自分が自分を保つためにやりたい、そんなことを考えながら、マニキュアを塗る、そして今日も、ヨレてしまったのである、オワリ!